流星 強化版

イシヅカサン!スグゲンコーヲオクッテホシイ!
2004年8月15日の夏コミでボトムズギルドからまた「蒼き流星SPTレイズナー」の資料本が出た!!。
今度はあの幻のSPT「レイズナーMK2」やらの資料を入手したので出したそうだ。本当は別の同人誌を先に出す筈だったのだが、それは諸般の都合でワンダーフェスティバルまで延期となり、かといってコミケに新刊がないのは寂しいということで急遽作ることになったらしい。
ただ、一新堂への連絡まで「急」だったのは勘弁してくれ。
7月某日に家で酒を飲んでいたらボトムズギルドから電話がかかってきて、印刷屋の都合で「すぐに原稿を送って欲しい」とのこと。できれば5日、遅くとも1週間以内との要請だった。
「元祖でぶや」のマッスルの「スグココニキテホシイ!」みたいだなあとか思ったが、そんなことはどうでもいい。どうしてもっと早めに言わない!。今までこの時間の問題でどれだけ失敗を重ねてきたと思っているのだ。
特に前回のレイズナー本第一弾「流星」はひどいことになっていた。とにかく目に付くのは、改行箇所が滅茶苦茶になっており、話の切れ目がおかしくなっているのだ。
ただですら読みにくい文ばかりなのにこれでは読者はさぞ読みにくかったことだろう(断っておくが、俺はちゃんとした箇所で改行した文にして送ったぞ)。買ってくれた人、本当にすまない。
おまけによく見ると、元はなかった筈の間違いまで追加されていて、いくらページ埋めとはいえ、アンマリだ。ある意味、非常に興味深い代物なので、みんなも是非手にしてみてくれ。
聞いてみると、予想通りで、時間がなかったので、ほとんど読みもせずに移植作業を行った為こうなってしまったそうだが、要するにこれはボトムズギルドと一新堂間の物理的な距離の問題以上に時間の問題によるところが大きい。だから次の本はじっくり時間をかけてと言っていたのに突然これだ。だが、ボトムズギルド側はともかく、俺はどのみち時間があってもダラけるだけで1日とか2日で勢いで書くのであまり関係ないかもしれない。
そして本当にそうだったのだ。
最初は本当にネタに困っていた。俺は別にレイズナーファンでもないので、はっきり言ってこの番組に関する知識は一般のアニメファンと同等、もしくはそれ以下でしかない。LDもDVDも持っていないし、それどころか先日当時の放送を収録したビデオテープを見ようと思ってデッキに入れて巻き戻したらプツンとテープが切れてしまった(物理的に切れてしまったということだ)。つまり、もう俺はこの番組を見ることはできない人間なのだ(レンタルビデオ屋に行けばいいし、テープが切れたのも補修しようと思えばできないことはないのだが)。
しかし、電話をもらった次の日、良くない友達と飲み歩いていてそのまま雀荘に連行され、グデングデンで最終電車(命名:最終痴漢電車)に乗り込むこととなった。
そして家まで1時間はかかるのだが、寝てしまうと間違いなく終点まで連れていかれてしまう。意識を保つ為に何か気を紛らわさなくてはならないのだが、本も新聞も持っておらず、どうしようもなかったので仕方なく俺はレイズナー本のアイデアを手帳に書き始めた。
万能薬たる酒の力は偉大だ。ハイになっているので次々とシラフでは出てこなかったようなアイデアが次々浮かんできて、次の日それを見たら自分でビックリした位だった。なにしろ、それをまとめて文にしたら8ページ分位の量になったのだから、ないないと良いながら結構書くことはあったのだな。
ただし、さすがにもうこれ以上は書けない。もう1冊出すことになってもはっきり言って何も協力はできないぞ。今度は「花右京メイド隊」本にでもしてくれ。

すごい流星(カレイドなんたら風に)
そして原稿は無事、送り届けたのだが、俺はボトムズギルドのもう1つの習性を忘れていた。そう、原稿が届くと殺人的なスケジュールで本の作成に入るようで本が出来上がるまでろくに連絡が取れなくなるのだ!。メールを送っても梨のツブテで、つまり何か修正の依頼とかを送っても何の反応もなく、というか、全然直っていなかったりするのだった。
そして本日8月7日、俺自身もすっかり忘れていた頃に突然完成した本が送られてきた。しかし、今回も以下の部分がちゃんと依頼は送ったのに直してもらえなかったので、買ってくれた人は本当は下のような文だったと思ってくれ。
尚、この本は2006年12月に「流星 強化版R」として、一部、内容を追加・変更して再版されたのだが、俺の文の間違い箇所は何も修正されていないままだ(手を抜くんじゃねぇ!)。


最初は面白かったストーリーも高橋監督定番の地味すぎる作りがバンダイの気に召さなかったのか、第2部からはテコ入れで「北斗の拳」やら「13日の金曜日」やらの要素が無理矢理盛り込まれて世界観が完全に崩壊し、そして伝説となった最終回。

最初は面白かったストーリーも高橋監督定番の地味すぎる作りがバンダイの気に召さなかったのか、第2部からはテコ入れで「北斗の拳」やら「13日の金曜日」やらの要素が無理矢理盛り込まれて世界観が完全に崩壊し、ひたすらボロボロだった記憶しかない。そして伝説となった最終回。

さて、このシリーズについて語る前に断っておかなくてはならないのだが、実はこの頃のバンダイプロデュースのロボットアニメのキットは「ザブングル」「バイファム」を除いてどれもろくでもなかったのだ。

さて、このシリーズについて語る前に断っておかなくてはならないのだが、実はこの頃のバンダイプロデュースのロボットアニメのキットは「ザブングル」「バイファム」を除いてどれもイラク派兵法案なみにろくでもなかったのだ。
この2カ所は付け足しでしかないのだが、他にも直してもらえなかった間違いがあって、「おにゃんこクラブ」の表記は「おニャンコクラブ」だったようだ(我ながらどういう内容の文なのだろうか悩むな)。

尚、本の内容は基本的に資料本だ。当初は「カレイドスター」の18禁本になると聞いていたので、270度方向が違うというか騙されたような気分だが、「SEED」のやおい本にならなかっただけマシだろう。
また、他にも前回は一部しか収録できなかったあの「蒼き流星の行方」も今回はちゃんと全部入っていて、俺の書いた馬鹿文より86倍ためになる大野真氏の解説も載っているのでお代分位は軽く取り返せる内容と思ってほしい。
「流星」と同じくカラー表紙76Pで1000円(送料込み価格1200円)なので、すぐにボトムズギルドに注文を入れてくれ。
例によって、まんだらけ各店でも一般販売されているから近くにまんだらけのある人はまずそちらを漁った方がいいぞ。

通販の場合のボトムズギルドへの連絡先はこちらだ。


sanae37@poppy.ocn.ne.jp
尚、ボトムズギルドではアンケートを大募集中で、いろいろボトムズファンには貴重なお礼の品を用意しているので「一新堂の連中の話を入れるな」とかの売り上げに直結しそうな意見を送ってやってくれ。今ならほとんど無条件で貰えると思うぞ。

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