よみがえれ!ス●ル星人!

ああっ!まさに「ぬっとかおだすス●ル星人」!

またまたとんでもない代物が登場したぞ。ボトムズギルドが窓口となって販売することになった同人誌なのだが扱っているブツがマズすぎる。近日中に円●プロから抗議がきて販売差し止めになるのは確実なので注文はお早めに!
元々これは野戦憲兵というサークルが販売しているスペ●星人のガレージキットのオマケに付いていた物なのだが、好評だったので単体で販売することになったらしい。資料本(10ページ)と門外不出の「ウル●ラセブン」第12話の脚本(なんと実相寺監督のサインが表紙に!)とのセットだ。

こっちの方がブ厚いのでどちらがメインだか迷うところだ。

ス●ルアローは超音波ス●ルイヤーは地獄耳ス●ルウイングは空を飛びス●ルビームは熱光線
スペ●星人に関しては大概の特撮ファンはよく知っているだろうが、一応説明しておくと「ウルト●セブン」第12話「遊●より愛をこめて」に出てきた宇宙人だ。
この話は先述の通り長年門外不出となっていた。いや、正確には現時点でもそうなのだが・・・・
昔から「12話は欠番です」とありとあらゆる出版物に記載されていて元々存在していなかったと思っている者も多いだろうが、ちゃんと昭和42年12月17日に放映されている。
なら、何故これがなかったことにされているかというとこれが複雑なのだ。
この話はスペ●星人がス●リウム爆弾の実験により汚染された自分達の血液を地球人の血を使って治療するため、色男に変装して若い女性の血(その方が純度が高いらしい)を集めるというSF版ドラキュラみたいな話だった。
これだけなら単なるB級SFで済んだのだが、一部にマズい表現があったのが問題となったわけだ。すなわち血液を取られた女性の症状を「まるで●爆病」と表現したり、●ペル星人の身体にケ●イド跡を作ってわざわざそこを電飾で光らせたり・・・・。
そして数年後の「●学2年生」誌上でス●ル星人のことをこともあろうに「ひ●く星人」などと紹介していたのが原●被害者同盟の方の目に止まり大騒ぎとなったわけだ。
各所で叩かれた●谷プロは自主的に12話を欠番とし、以後これは闇に葬られた。そんなわけで現在国内で販売されている雑誌・映像媒体でスペ●星人の姿を見ることはできない。
逆にこれが特撮ファンの闘志をかき立て「ウルト●セブン」第12話のテープを持っていることがステータスみたいなことになったのは皮肉な物だが・・・・・。

一応断っておくが、円●プロが悪かったという事実だけは動かない筈だ。たしかに当時はTVや書籍における差別的表現に対する意識が低かったのは認めるが、無神経だったのは間違いないだろう。
それに処理の仕方がマズすぎた。明らかに謝ると言うより醜い部分を隠そうとしているようにしか見えないではないか
この前のウ●トラマンコ●モスの事件の時もそうだ。この会社は取りあえず話をなかったことにしようとしているとしか思えなかった。
結局警察の勇み足だったとか、濡れ衣だったということでカタは付いたが、映画化を控えた時期だったり逆に告訴したりしなかった面から見るとどう考えても不自然で、誰もが不信感を拭いきれないだろう。
それに、よく考えればス●ル星人事件の時も番組では「●ばく星人」などの表現はまったくしていない。冷静に考えれば悪いのは勝手に無茶苦茶な名前を付けた小●館のような気がするのだが・・・・。
とにかくそんなこんなの事情で特撮ファンの希望とは関係のない所で「ウルトラ●ブン」第12話は●谷プロにとって都合の悪い存在として登録抹消中なのだ。
まあ、そのファンの中にはそんな物を見つけたりチクったりした奴が許せんなどとネットで大騒ぎする馬鹿者もいたりするので仕方のない話なのかもしれんが・・・・・。
●ペル星人を30年以上追い続けてきてス●ルマーとまで呼ばれる一新堂患部構成員達は第12話に関しては1家言も2家言もあって、話すと長くなるので(とても公表できない話あり・・・)この位にしておくが、要はこの本がとんでもない貴重品ということだ。
通販は本2冊組  送料込み2000円 代金引換もOK(+300円)。下記で受け付けているので詳しいことは直接問い合わせてくれ。


sanae37@poppy.ocn.ne.jp

でちゅわ!ハム太郎くん!(リボンちゃん風に)


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