ボトムズギルドの同人誌「電撃ダグラムMAGAZINE」を紹介しよう。
これは以前はボトムズ一筋だったボトムズギルドが遂にダグラムに進出を始めて送り出した物で、一新堂が全面協力しており、「下等」の「DUALMAGAZINE Z」のページの原稿を提供している。
一新堂からは他にもあかほりさる龍騎やWAX渡辺龍騎も寄稿しており、この文はこの本でしか読めなかったりするから何気に貴重だぞ。
創刊号の記事は
ダグラムキットの傾向と対策
ダグラムの失敗
ダグラム悪口特集?いいかげんにしろアニメック
特別対談「今デュアルマガジンを振り返って」
君も手に入れろ!幻のダグラムカラー
試験に出るダグラム作例史
究極のダグラムを作る!第1回
「電撃ダグラムMAGAZINE」は8/4のワンフェス、8/9のコミケでは1500円で先行販売が行われ、8/24のコミックシティで無事完売している。増刷分をまんだらけ各店・HP販売で一般販売していたが、今となってはもう入手は難しいだろう。ボトムズギルドの在庫もナシとのことだ。
ちなみに表紙はまるで童友社の再版キットの如く色が変更されているぞ(実は意識して色もアレに合わせたとのこと)。
初回版には限定のおまけ本「ダグラムバカ一代」が付いていたが増刷分にはそんな洒落た物はないので勘弁してくれ。
いろんな意味で問題がありそうな表紙だ。
偶然これを書いた直後にあんなことになったらしい。
今度はダグラム1本に絞った特集となっており、各スケールのプラモ、デュアルモデルのような立体物中心の構成となっている。また、何故かラコックの特集もあって第29話「ラコックの策謀」のシナリオや俺が秘蔵するデュアルマガジンファンクラブ会報0号の写しがオマケに入っている意味不明な仕様であり、特に「ラコックの策謀」の方は俺がこの本用に書き下ろした話も入っていたりするのだ。
モデラーでなくても楽しんで貰えると思うぞ。
尚、この裏表紙は俺のアイデアで、「ギレンの野望」の「貴様が総帥だ!」をパロった絵のつもりだったのだが、くりもと女史がわざわざ資料用に買ってきた攻略本を土壇場で無くすというフィルダーチョイスを演じてくれ、おぼろげな記憶で描いた為、何のパロだかわからなかった人もいただろう。。と、言うより、わかる人間がいないと思う・・・。
こうなる筈だったのだが・・・
尚、第3号は「海で発見!CBアーマー」(水陸両用CBアーマー特集)、第4号は「山で発見!CBアーマー」(山岳戦用CBアーマー特集)になる筈だったのだが、別シリーズの「日経ダグラマーズ」の登場により話は流れてしまった(どっちも1種類しかないからページが埋まらなくてどのみち無理な企画だった気もするが)。
尚、現在ではこの2号もほとんどボトムズギルドには在庫はなく、まんだらけ店頭販売分を漁るか、すぐにボトムズギルドに問い合わせる以外に入手手段は残っていない。
詳しいことは直接問い合わせてくれ。ボトムズギルドの連絡先はこちらだ。
でっせ!ハム太郎はん!まいどくん風に)
とりあえず「DUALMAGAZINE Z」を見れば正しくなっているのだが、思い出しただけでも訂正箇所を列挙しておこう。
→ガンダムファンのことを指す「ガンダマー」と同じ様な物だが、
「を」が一個多い。単なる入力ミスだ。
→というのと同じくらい苦しいのでは?
何故か同じ文が続いている。肉筆では考えられないような大馬鹿だった・・・。
→変型・合体ロボット完全攻略書 フットワーク出版
→劇中のシーンを載せたページにこだわる傾向があって、作画が乱れ気味だった
ここは
「劇中のシーン」の言葉がクドいので後ろのは「作画が」に変更
この2誌は後発故の弱みで、
→この2誌は弱小出版社故の弱みで、
よく考えると「OUT」の創刊自体はアニメージュ等よりも早かった(元々はアニメ雑誌ではなかったが)ので「後発」ではない為、より適切な表現に変更。
→これを持っている人間はそういないだろう
と書いてあるのだが写真がない・・・。これは本にする時に写真がほとんど省略された為に起こった弊害だ。
また本来は写真の入ったCDを付けるという話もあったので問題ないとされていたのだが、このCDがなかった為、どうにもならなくなってしまった・・・。
時価5000円から
→ 時価5000円〜10000円
11P マベリックは最初はダグラムの輸送メカとして設定されていたのでは?という疑いが湧いてくるのだ。
→マベリックは最初はダグラムの輸送メカとして設定されていたのでは?という疑いが湧いてくるのだ。確かにかなり初期の設定ではマベリックの代わりに変形してダグラムと合体する飛行メカが設定されていたとは聞くが・・・。
後半の文を追加
13P この番組はまず1分ほど番組本編が流れて、それからオープニングに入るという形式なのだが、なんと、その冒頭のパートが最初の話以外では軒並みカットされているのだ。
→この番組はまず1分ほど番組本編が流れて、それからオープニングに入るという形式なのだが、なんと、その冒頭のパートが最初の話以外ではオープニングと共に軒並みカットされているのだ。
→まずは、タカラ御用達の雑誌「デュアルマガジン」から語り始めなくてはならないだろう。
→82年の2・6・7・10月号、83年3・7月号にはまったく作例が載っていないので
→次は、比較的なんとかなる80年代後半からの話をしてみよう。ただ、話自体がろくにないのが悲しい・・・・。
→新商品紹介の欄でメガレージの1/100ダグラムがカラーで紹介されている。
実はここでの紹介ではスケールが記載されておらず現物の写真を見ると1/100だったことに気付いた。そんなわけでこの後のこのキットについての話をいろいろと追加してある。これは妙に長いのでネット版でCD版でそのページを見て確かめてくれ。
→中に何か握っているかのような不自然なグーばかりだ
前の行で同じ言葉を使っているので「不自然なグーばかりだ」に直してある。それにそもそも「握り型」ではなく「握り方」だ。
→この「電撃DOUGRAMMAGAZINE」
ここもHPを本にした時のミスだ。HPでは当然前の様になっていてそのままコピーしたらこうなってしまった。「電撃DOUGRAMMAGAZINE」と「DUALMAGAZINE Z」の言葉がある所は注意したつもりだったのだが・・・。
→ どういう人脈があったのか、この度手に入れた復刻版ダグラムの表紙のCGは氏の手による物だったりする(「ボトムズギルド」のくりもと女史がのなか先生に聞いたところ、単に森藤先生がCGを描けないので代わりに、位のことだったらしい)。
新事実がわかった為、かなり付け足しが多い。また単なる文法や漢字の間違いも・・・
→ 今でこそ、10ミリリットルになっているが、当時のMr.カラーは容量が18ミリリットルで、ビンはレベルカラーと同じだった。
なんだか長ったらしい文でわかりにくいので下のように修正して一旦区切った。
→ はっきりいって、1本でもダグラムキットすべてに入っているフィギュアをカバーできるぞ!
→
ダグラムキットを塗る際には何も不都合はなかったのだが、こいつらの寿命は短かったことを伝えておこう
→マーシィドッグの緑もこいつだ。スコープドッグは31番のグラスグリーンだから間違えないように。
ボトムズギルド関係の方に教えていただいたが、スコープドッグは31番のグラスグリーンだ。そのことは知っていたのだが、マーシィドッグのキットでは指定番号がスモークグリーンになっていたのでタカラお得意のカラー指定の変更かと思ってそうしてしまっていた。ジャングル仕様なのでスコープドッグより暗い色なんだそうだ。
→ニコラエフに使う。ただ、それだけの色でなんだか贅沢だぞ・・・・。スタンディングトータスとかもこの色なので、どちらかと言えばそっちで使った人間の方が多いだろう。
後ろの文を追加。トータスは再版の物しか持ってないのでタカラアニメカラー時代の色指定がなくて気が付かなかった・・・・
→「GSIクレオス」
どちらにしろ白黒ではわからない話なのだが、ここも写真がない・・・。
→ 今でも、GSIクレオスの物が店頭にたくさん並んでいるが
120P
もちろん、タカラ水性カラー亡き今は、グンゼの物を代用するしかなく
→もちろん、タカラ水性カラー亡き今は、GSIクレオスの物を代用するしかなく
→ でも、在庫処理に困ったらしい某店ではバラ売りしてるの!GSIクレオスにはナイショよ。
わかってもらえると思うがグンゼが突然社名を変更したのでこんなことになってしまったのだ。
一番最後の文字は綴りを調べる為に書き留めていただけの物がそのまま印刷されてしまっただけだ。なかったことにしてくれ。それにこのラコックの話は今ではかなり付け足されていてこの本に載っているのはかなり古いバージョンに・・・・。
→作戦はドンピシャリで、大ピンチのダグラムだったが、派手な戦闘で崖に大穴が開いたのはマズかった。
この時はダグラムが撃ったリニアカノンで崖が崩れたので少なくとも「ミサイル攻撃」ではない。
→ダグラムにおいても例外ではなく、たいていのCBアーマーは両手で武器を構えることすら、ろくにできない。
→装甲板に傾斜や丸みを付けたりして弾を弾くようにすることを
何故か変な所に句読点が入っているので削除。
→するとダグラムがその銃身をムンズと掴み、ソルティックを空中に蹴り上げてクリンが「うわあああああ!」とか叫びながら、リニアガンを乱射して決着。
一応、説明するが、ダグラムは寝っ転がった状態で銃を引っ張り、それを掴んだままのソルティックのボディをグッと引き寄せ、更にそのままの姿勢で空高く蹴り上げたのだ。この間、こいつはまったく無抵抗だった。
これは完全に俺の勘違い。LDで見直すと腕の力だけで放り投げたりはしてなかったが、別の意味でヒドいな・・・・。
→アニメ制作は集団作業なので
番組とかを作る場合は「制作」、物を作る場合は「製作」だ。この間違いはここ以外にも数カ所にあった筈で頭が痛い。更に言えば181Pのマンガ(増刷版ではナシ)も「下等製作所」がみんな「下等制作所」になってる・・・。
考えると、恐ろしくなってきたぞ。
→考えると、恐ろしくなってきたぞ。
そして2003年の3月に今度はダグラムのDVDの発売が決定になったのでアニ●イト某店に予約を入れに行った時のことだ。
「 ダグラムのDVD BOXを予約したいんですけど・・・」
「ダグラ・・・?何ですか?それ?」
若い店員達は既にダグラムという言葉すら知らないのだ。つくづく世代の違いという物を思い知ってしまったうららかな春の一日だった。
オチの話を追加。
→カワイコ特集?!」
章題の意味がわかりにくいので変更した。
→「ダグラムいじめの急先鋒」と自称する南田操なる人物*2の電波系の文章もあって、末期的な気分も深まる。
ここが個人的には一番恥ずかしかった。見ての通り、前の方の文がまるごと抜けていて文が意味不明になっているのだ!
更にここは注釈が入っていて、下に入れるべきその解説「*2 アニメ評論家らしいが、基本的に「流行り」の物や富野監督の作品に対してはまったくといっていいほど非難をしなかった不思議な人物だった。」も抜けている・・・・。
→これは同時期の「OUT」にも言えたが、諸般の事情でアニメックは他誌に比べ良いセルが入手できず、ビジュアル面では苦しい為、部数も伸び悩んでいた。
アニメックもOUTも厳密には「後発」ではない為、前の方を削除したりしてかなり変更した。
→初期の1/72キットなんか1/100くらいのフィギュアが入ってたし
うたがわれるもの
それにしても、これは長年悩んできたことなのだが、ダグラムの機体の白い部分はグレーなのだろうか、銀色なのだろうか?
タカラのキットの色指定では一様に銀色(更に言えばダグラムカラーの5番とまで生臭い指定がされている)なのだが、本当のところはどうなのだろう。
→涙を飲んで、普通に組むのを勧めよう。
せいぜい塗装の便を考えて、関節を脱着式に改造するくらいで止めておいた方がいい。
だが、真のダグラマーならこのキットは2つや3つは持っている筈だから、1体はノーマルに組んで、もう一体で挑戦するというのも当然アリだ。
うたがわれるもの
それにしても、これは長年悩んできたことなのだが、ダグラムの機体の白い部分はグレーなのだろうか、銀色なのだろうか?
タカラのキットの色指定では一様に銀色(更に言えばダグラムカラーの5番とまで生臭い指定がされている)なのだが、本当のところはどうなのだろう。
このあたりは文の順番がかなり変わっているのでHPの方を見てしっかり確認してほしい。
→当時、小田雅弘氏が1/48でこの作例を作っていて、身震いする程カッコよかったのを覚えている。
なぜか「当」が1文字多い。単なる誤植だ。
→俺が新潟にいた時は、どの雑誌も1日遅れでないと入荷されず、唖然とした物だ。
なぜか余計な「で」が入っている。これも単なる誤植だ。
→なんと、肝心の1/48DMダグラムを半額にしていた店がツブれてしまったのだ。
→どうでもいいが、その前の「デュアルモデルの機能にも興味ある事がいっぱいだ。装甲板の着脱や各関接部分も思うままに可動する」は文法的に考えておかしくないだろうか?
文の繋がり的こおかしいので下のように修正した。
→この年リバイバルされたアトムの主力商品であったこれは、アトム生誕の年ということで2003年に再版が決定したので比べてみてほしい。外装がゴツゴツした兵器とかわいい人形といった違いこそあるものの
ここは文章を書いた後に発覚した事実を付け加えてある。タカラが余計なことをしやがったからだ。
→HCMは律儀に内部メカを再現したりしてはいないので制約を受けることも少なかったようで、
なんとなく文法的こおかしいので下のように修正した。
117P よく見ると、これにはテールローターは描かれていない
→よく見ると、あるない以前の問題でこれにはテールローターは描かれてさえいない
少し文がわかりにくいのでつけ加えた。
141P その度に俺を含む家族の物に重労働が強制されてたまった物ではない。
→その度に俺を含む家族の者に重労働が強制されてたまった物ではない。
143P そんなことを考えつつ作業をしていたら第一の自己が俺を襲った!
→そんなことを考えつつ作業をしていたら第一の事故が俺を襲った!
単なる変換の間違いだ。
144P カシム家の執事のアトキンズも丸め込んでいたり
→カシム家の執事のアトキンズを丸め込んでいたり
文法的にこの方が適切だろう。
146P それに陰で言っていればいいものを
→それに陰で言っていればまだいいものを
→せっかく掴んでもそれを台無しにするようなスキャンダルの種をあちこちでバラまいてちゃねぇ・・・