日経ダグラマーズ!

ボトムズギルドからまた新シリーズの同人誌が発売されたぞ!。この「日経ダグラマーズ!」は大体想像がつくと思うが、2004年8月にCM’sコーポレーションが突然ダグラムのフィギュア「ダグラムミニフィギュアコレクション」を発売したので、便乗して作った突発本だ。
ちなみに、俺は8/12に原稿を書いて、徳島を本拠地とするボトムズギルドに送ったのだが、8/17の時点ではボトムズギルドはまだ何もしていなかったらしい。よく間に合ったものだ・・・・・。

この本は以前出していた「電撃ダグラムMAGAZINE」の兄弟みたいな物だと思って欲しい。要するに「下等」の「DUALMAGAZINE Z」のページを印刷した物だが、もちろんいろいろと追加・修正が加わっているし、書き下ろしの話も用意しているぞ。
スタンス的には「ダグラムミニフィギュアコレクション」をダグラムを知らないような人にも楽しんで貰えるような解説本といった感じだ。タイトルの候補の1つだった「ダグラムミニフィギュアコレクションを86倍楽しむ方法」がコンセプトだった。
このミニフィギュアコレクションは身も蓋もない表現をすれば「ガン●ムコレク●ョン」のような物で、その大きさ故に表現的に厳しいところもあるのだが、せっかく久しぶりに出たダグラム関係の品ということで、ぜひ売れてもらいたい。そこで及ばずながらお手伝いというわけだ。

ぷちこより小さいにゅ

しかし、一時は危ないところだった・・・。
一新堂からは今回と第2弾で扱われるメカの話を用意して送ったのだが、ページ数の都合で第一弾の分しか入らず、しかもそれすら厳しいということでボトムズギルドはなんと今シリーズの一番の目玉であるマベリックの話を丸ごとカットしようとしていたのだ!。「CBアーマーではないから」程度の理由だろうが、これだからダグラムを知らない人間は恐ろしい。
慌てて余計な箇所や写真をカットさせてなんとかしたが、切られた写真や話は下等製作所でいずれ使うからこっちを見てくれ。
それと我田引水だが、表紙以外は白黒の本なので写真に関してはCD版の下等製作所を一緒に買ってきてそちらで見た方がいいぞ。

2004/8/29のワンフェスで初売りとなったこの本は例によってまんだらけでも売られているが、もちろんボトムズギルドで通信販売も受け付けている。76ページ1000円(税込み)で、通販の場合は送料込みで1200円になるぞ。
ボトムズギルドは以前、せっかく作った本を予約の段階で完売してしまい、増刷ができるまで売りたくとも売れないというまるで発売当初のドリーム●ャストみたいなポカをやらかしたこともある組織なので、まんだらけが近くになかったり、ワンフェスにも行けないという人はこちらの方がいいと思う。
ただ、この前、聞いたらあと5冊しか残ってないと言ってたので、もう遅いかもしれないがな。
一応、連絡先を書いておくので、自分で確かめてみてくれ。


sanae37@poppy.ocn.ne.jp
尚、先日発売された「流星 強化版」の広告ページに載っていた「習慣ダグラム」はタイトルをどうするか話し合っていた時に、俺が冗談でミニフィギュアコレクションのダブリを付けてあの売れ残りまくって恥を晒している「週刊わた●のおにいちゃん」風に「週刊わたしのダグラムちゃん」いや、そのままだとマズいから「週刊」は「習慣」にすればと言ったのをボトムズギルド側が本気にしたらしい。知っての通り、これは「と●のあな」が既にやっていたことで、俺としては2重の意味で絶対に実現不可能と思っていた冗談だったのに・・・。
これが怒りを買ったのか、俺が他にも考えていたタイトル「3次元ドリームマガジン」、「世界の中心でダグラムを叫ぶ」、「フィギュア大王」、「ハリー・ポッターと不死鳥のダグラム」、「太陽の牙ダグラムSEED DESTINY」、「マジQダグラム」、「トランスフォーマー スーパーフリー」、「メカストア」はすべて却下されてしまった。特に我らダメーズの愛読書のあの雑誌風の「メカストア」(もちろん、表紙はうめ●ゆき●り氏に依頼)は自信作だったのだが・・・・。
「メカストア」を引き立たせる為のいわゆる当て馬の1つのつもりだった「日経ダグラマーズ!」が採用されてしまってビックリだが、考えてみればマクロスもダミー企画として持ち込んだ物が採用され大人気となり今日に至っているのでこれでよかったのかもしれない。尚、先述した通り、一冊では第2弾・3弾の分の話まではカバーできなかったので、第2号・3号が出るのはほぼ確実とか・・・。

最後は例によって誤植や間違い箇所の話だ。
まず、6ページ目に
フェイズシフトダウンしたストライクガンダムのようにグレーの状態でパッケージに収まっているのだった。ダグラムカラーでのカラー指定も載っていたが、誰もわざわざ塗装したりなどしないと思うぞ・・・。
という文があるが、これは
フェイズシフトダウンしたストライクガンダムのようにグレーの状態でパッケージに収まっており、ダグラムカラーでのカラー指定も載っていたが、誰もわざわざ塗装したりなどしないと思うぞ・・・。
の間違いだ。
そして10ページの
インターネットのオークションをチェックすると、メーカーからの横流しか何かでいち早く手に入れた品を出品する人間が必ずいるので、チェックしていたのだが、予想通り、早速そんな奴が見つかったのだった。
は「チェック」が続いて文的に美しくないので
インターネットのオークションをチェックすると、メーカーからの横流しか何かでいち早く手に入れた品を出品する人間が必ずいるので、探していたのだが、予想通り、早速そんな奴が見つかったのだった。
にしてほしい。
また、これは完成した本を見て初めて気が付いたのだが、12ページでブッシュマンの肩のナンバーが「102」と「103」になっていると書いてある箇所は「103」と「104」の間違いだ。
慌てて文を書くとろくなことがないのう・・・・。
そして、このページには
個人的には部隊ナンバーが他のどこにもに記載されていないことから
なんて単純かつ強力な間違いもある。もちろん本当は「どこにも」だ。

それと13ページに


どのCBアーマーにも必ず存在するアンテナが
とあるが、よく考えたらマッケレルにはアンテナはない。だから、ここは
マッケレル以外のどのCBアーマーにも必ず存在するアンテナが
にしてくれ。
そしてクラブガンナーのミサイルポッドに関する記述で
単なる描き間違いで現場が混乱していただけのような気もするが、とりあえずタカラのクラブガンナーのキットはどれも7連装タイプになっているので安心してくれ(何を)。
という文は明らかに間違いだ。なぜなら1/72キットのミサイルポッドはそうなっていない。どう見ても穴が9つあるぞ。
ここは
単なる描き間違いで現場が混乱していただけのような気もするし、実際、タカラの1/72キットも9連装のポッドが入っているのだ。モックアップでは7連装だった気がするし、ボックスアートもそうなのだが・・・・・。
まあ、よく考えれば、ミサイルポッドの1つや2つなど交換すればいいだけの話だし、時期によって装備が変更される位のことはあるだろうから、あり得ない話ではないが、1/72で7連装のタイプにしようとすると自作することになるのだった。
とりあえず1/48のキットは7連装タイプになっているので安心してくれ(何を)
が正しいと思ってくれ。
また、これは完全にボトムズギルド側の仕業だが、40ページではソルティックの紹介をしているのにコーチマスペシャルの設定画を掲載しているのだ!。
ケイブンシャの大百科でもそこまでやらないというか、まるでアニメの知識がない雑誌がアニメ番組の紹介をした時みたいな・・・・・。、

おまけにスケジュールの都合で結果として間違いを書いてしまった箇所が出来てしまった。
このミニフィギュアコレクションはシークレットを含めると計17種で、それのパロで「フィギュア17」とか書いていたのだが、2004/8/21のキャラホビ2004に行ってCM’sのブースで聞くと、このシリーズのシークレットは一般販売分とコンビニ販売分では異なっていて、一般販売は迷彩塗装のリニアガンを持ったラウンドフェイサーなのだが、コンビニ販売分ではこれがマグランチャーを持っているのだ!。
つまりこれを含めると全18種類ということになる。

馬鹿野郎・・・・・。
せっかく全部揃えたと思っていたのに、その日から毎日コンビニ通いするハメに・・・。

裏表紙にも「全17種類」と明記して写真まで・・・・。
あまりの大失態にラコックも激怒しております。


そして、これは厳密には俺のミスではないのだが、恥ずかしすぎる失敗もあった。
文中で「マベリック」を「マーベリック」と誤記している連中がいるとか書いたのだが、なんと、この本の裏表紙もそうなっていた・・・・。しかもご丁寧に3箇所全部がそうなっているのだ。ボトムズギルドがこのヘリの名前を完全に間違えていたことは明らかで、というか、俺の文を読んだ時点で気が付けよ・・・・・。

また、この時点では第2弾までしか発売が決まっていなくて、第3弾は出るのかとか書いたのだが、この会場には既に第3弾の見本が並んでいた・・・・・・。
これらの新事実はすぐにボトムズギルドに報告して訂正を依頼したのだが、原稿はその前日に印刷所に送られていて、もう手遅れだった。現在進行形の事象を追うのは厳しいと思い知った次第だ・・・。


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