青の騎士 ベルゼルガ
青騎士ールド21
昨今のボトムズ復活機運に便乗して、今度ホビージャパンが長らく絶版で中古市場では結構な高値になっていた「青の騎士 ベルゼルガ」の別冊を再版してくれた。そしてボトムズギルドは更にそれに便乗する形で100部限定の突発本を出したのだった。
ここまで来ると最早どこから呆れていいのやらわからなくなる話だが、ボトムズギルドの許可もなく裏事情を暴露すると、本当はこれはHJ別冊に便乗した物ではなかった。2005年7月に発売されたコトブキヤのトレーディングフィギュアに便乗しようとした物だったのだ(どっちにしろ便乗商法やないけ!)。
そう、本来は3月の予定だったこれの発売が遅れて5月半ばになるという情報を得た時点で動き出したのがそもそもの間違いだった。
4月29日に突然「5月連休明け締め切り」ということでボトムズギルドから電話が入ったのだ。
・・・・・・アホかああああああああ!!!!!!!!。
とりあえず1つだけ言わせろ。人が楽しく「元祖でぶや」を見ている時に電話するんじゃない!。
まあ、フィギュアの発売と前後する形で発売するのなら無理のない話だ。もっとも、こちらは相当無理して原稿を仕上げさせられることとなったが。
しかし、甘かった。コトブキヤを甘く見過ぎていた。一度延期したのだから5月には確実に発売されるだろうなんて甘い予測をしたのが2つ目の大間違いだったのだ。
そう、肝心のフィギュアの発売が面白いように遅れたのだった。いまいましいことに本来は同時発売の予定だった「バーチャロン」は滞りなく店に並んでいるのだが、ブルーナイトの方はいつまで経っても発売されない。当然、本の方も発売できないわけで、ワシらがヒーコラ言って慌てて作業したのはいったい何だったのだろう(解答:単なる無駄)。
しかも、その間ボトムズギルドからまったく連絡がなかった。
原稿を送ると梨のツブテ状態なのはいつものことだし、さすがに今回は気まずいのだろうとか、敵も同人女だけに「アイシールド21」のことしか考えられなくなっているのだろうと都合のいい自己解釈を行い、「こいこい7」のキャラCDを6人分(7200円也)買ってきて聞き続けていたが、いよいよ肝心のフィギュアが発売直前との情報が入ってきた7月半ばにやっと連絡がついたのだ。
6枚買わないとオマケのCDが貰えないという卑劣な仕様だった・・・
どうやら先方は流行に乗ってアスベ●トの被害で肺を壊した上に、不摂生な生活に溺れて肝臓もやられてどうにもならなかったとのことで(本当は「21」効果なのだろうが)、青騎士本もどうせすぐには出せないから10月か11月の締め切りを目処に書き直してくれとのことだった。
「発売前」に書いた原稿なので「発売後」に出すことになってしまった今となっては当然のことだが、3ヶ月も先なら慌てる必要もあるまい。
大体、その頃になったら完全に売り時も逃しているし、もう、この企画自体が立ち消えの可能性も濃厚になってきたしな・・・・。
などと思っていたが、甘かった。ボトムズギルドの行動方針「脊髄反射」をすっかり忘れていたのだ!。
7月25日発売のホビージャパン(ボトムズギルドの本拠地の徳島では27日か28日頃の話だったのだろうが)で青騎士ムック再版の話を読んでイグニッション!火を付けた勇気!!(「点火」という言葉もあることだし、「点けた」が正しいと思うのだが)となってしまったらしく、8/2の朝に(俺がメールを読んだのは夜中だったが)以下のようなメールが届いたのだ
「青騎士本、やっぱり出すことにしたから、とりあえず、至急送ってにょ。8/4〜8/5早朝までならOKにょ」
・・・・・・アホかああああああああ!!!!!!!!。
どこの世界にいきなり2ヶ月も締め切りを早める奴がいるのだ。しかも長くて3日しか時間がないではないか。
20ページの小振りな本だったから良かったものの、普通なら「マガ●ンZ」版「S●ED DE●TINY」やビッグサイトで売っている馬鹿サークルのクソ同人誌のように未完成状態でお客様にお出しするハメになるところだったぞ。
「頭●字D」のように6ページだけ描いて(後編に続く)とか(以降、検閲により削除)
頭に来て「こいこい7」のミニアルバムCDを6人分(12600円也)買ってきて現実逃避する俺だった。
6枚買わないとオマケの専用ケースが貰えないという卑劣極まりない仕様だった・・・
ちなみに俺は今まで「アイシールド21」を1度も見たことがなく、どうやらアメフトの漫画のようだとか、その割には主人公のガタイが細いな位の知識しかなかったのだが、先日どこぞの店で以前の放送をビデオで流していたので見ていると、もう僕は治らないんだとかわめいているガキの病室にあのアメフトのコスチュームで乱入して「アッ、アイシールド21!!」と驚かれていた(当たり前だ)。
・・・・何が何だかわからないが、面白そうなので来週から見ることにしようと心に誓ったのだが、家に帰りつくまでにそんな誓いはすっかり頭から消え失せていたのはいうまでもない。
同人哀史(殺す気か!?)
肝心の本は20ページで、オオノ シン先生のコラムと俺の馬鹿文、そして、松島りょお先生、ただしま先生、宇昴先生、零八先生のイラストで構成されている。
ちなみに一新堂以外にも相当無理をさせたようで、ある日ボトムズギルドから届いたメールにはオオノ先生のメールの文の一部が消し忘れで残っていたのだが(コラ、個人情報保護とかはどうなってる?)、これが
死んでまうで
オオノシン×
この本は8/21のワンフェスで初売りとなった。ちなみにコミケはどのみち間に合わなかったし、それ以前に落ちていたのだった(ちゃんとワイロを送らないからだ。馬鹿者め)。
100部しか刷らないのでワンフェスに40組(1組500円)通販&ネットに50組(送料コミ1組700円 2組で1400円)という構成だ。40+50では90で計算が合わないが、その分は売り物ではなく、お世話になった所に毎●香と共に送られたとか。
ちなみに「ネット販売」というのは何じゃいと思っていたが、単にヤフオクに出品しているだけだ。ヤフーにピンハネされるだけだと思うが、これは7/19から出品ということなのでワンフェスより前に確実に入手したければこちらの方がよかったのだろう。
「青の騎士」と入力して検索すれば、簡単に見つかると思う。
普通の通販の場合のボトムズギルドへの連絡先はこちらだ。